Archive for 3 月 2nd, 2010

『複雑系としての経済』

by Ko | 3 月 2nd, 2010 

『複雑系としての経済―豊かなモノ離れ社会へ (NHKブックス)』
今月から読書録を復活させていきたいと思う。三日坊主になりませんように。
「複雑系」の話である。複雑系は大学4年のときの社会学の授業で初めて知った概念で、「超面白い!」と思った分野だ。その授業ではちょっとしか触れられなかったので、もう少し中身を知りたい。そうしてたまたま手に入れたのが本書である。(1円だったのだ。)
複雑系の入門的な感じとしては、満足のいく内容だった。経済学に関連して議論を展開してくれているので、文系の自分には大助かりだ。(学んだことのある分野に関連してくれているので、物理とか生物とかの話になってしまうととたんに難しく感じてしまうのだ)
筆者の西山賢一氏は「これからの経済を支えていく原動力は、利益と満足感を求めるところにあるのではなく、意味と関係の創世にある」と述べている。昔流の大企業の時代は終わったのだ。起業家が増えたとも言っている。
さあ、これからの日本はどうなるか。そして自分の社会人生活はどうなるのか。ちょっと未来について考えてしまうような本だった。

「消費者」を「生活者」として言葉を変えてみると言う考え方が紹介されていて面白い。物事を消費するために生きているのではなくて、生活しなければならないから生きているのだと言う感じだ。また、柳田国男の「麻から木綿に変わったから、人の感覚が変わった。だから若い人と物事の感じやすさの違いが出て来るのだ」という感じの話も面白かった。環境が変わると、いろいろ変わって来るのだろう。
環境が変わるのであるから、それに伴って工夫をしていかなければならない。そういう点で、経済を見直してみようと言うのがこの本だと思う。マニュアルに沿ってただやっていればいいというのが「単純系」の考え方で、人を相手にするサービスのように即興的な工夫が必要となるのが「複雑系」だという。となると、「標準化」を理想とするチェーンストア経営などはどうなってしまうのだろうと気になった。複雑系にいたる通過点としての標準化だといいな。
ISO9000とISO14000の違いが紹介されていた。ここにきて初めてよくわかった。今まで知ったかぶりのふりをしていたのさ。
バークという科学者の「自己組織臨界状態の理論」、クーンの「科学パラダイム」、ドッシの「技術パラダイム」、ヴェブレンの制度(人々の共通意識が社会の中に固定したものを「制度」と呼ぶ)など、色々掘り下げたらすごいことになりそうな名前も出て来ている。本を読むとこのように新しい道が見えてくるから楽しい。(ところでクーンの話は結構いろんなところで見るので内容はわかっているのだが、普段は思い出せない。普段からすぐに言えるように暗記しないとまずいのか?それとも本を読めば思い出せればいいの?)
気に入ったところは「脱産業化の時代、技術がマクロ経済を変えるのではなく、消費者の世界像がマクロ経済を変える」「経済学でゆらぎ・カオス・フラクタル・複雑系を考える」というところだ。前者はこれからの経済って感じがするし、後者は複雑系の授業で習ったキーワードがずらずらとでてくるというわけで気に入った。
いろいろ新しく知った内容としては、比較制度分析という分野もあるらしいということ。あとブルデューは「ひとりの人を理解するのには、その人のもっている経済資本とともに、文化資本、学歴資本、社会関係資本などがかぎになる」と言っていると筆者は紹介していた。
中井正一の『美学入門』というのが紹介されていた。京都大学にいるならば必ず読まなければいけないという伝説があるらしい。芸術を見たときのしびれる感じについて書かれているのだろうか。(音楽を聴いたときにしびれる感じの話は社会学の授業で考えた。これは面白いところだと思う)

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日経ビジネス

by Ko | 3 月 2nd, 2010 

図書館で日経ビジネスの最新号を読んだ。「環境後進国ニッポン」というテーマである。環境について企業としてどう考えていくが、そのあたりが重要らしい。
大学で環境学を学んでいる友人によれば、消費者個人によるエコへの努力というものと、企業による大規模な環境対策とではかなりの違いがあるらしい。企業が大規模に節約などを行えば、かなりの期待ができるのだという。
環境ときくと、リコーというイメージが強い。これは就職活動で最初に知った。学生時代は全然知らなかった。就職活動で初めて認識する事柄は多い。視点を広げることができ、いろいろ考えるようになった。そういう意味で、自分の就職活動はうまくいったと思う。
もうひとつ、特集として「働きがいのある職場」というのがあった。そこでの1位はワークスアプリケーションであった。この会社の業界は結構疎いので、どういう会社なのか知らなかったけれど、リクナビのランキングに常にいるし、説明会も参加してみようかなと思っていたような会社でもある。今回の記事で、法人向けのソフトウェアを作っているIT企業なのかなという感じを持った。
若い人にも責任を持たせてもらえるというのが大事なところのようだ。うーん。なんか新しい!

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自炊最強

in Diary
by Ko | 3 月 2nd, 2010 

今日は昼前に起きて、パスタを昼食に作り、その間に『複雑系の経済学』とかいう感じの本を読んだりしていた。
パスタを摂食した後、眠気に襲撃されたので、しばしの間仮眠を取得しようと思索したところ、眼が覚めた時間帯はバイトに出発する時間ぎりぎりだったというていたらくな生活であった。
二段落目の日本語を読みづらくなるように書いてみた。どうだろう?
いや、どうだろう?とか言ってる場合ではない。ちょっと本を読んだくらいであとはのんびりしていた月曜日でした。昨日の夜、英語の勉強会があったからこんなリズムなんだと思う。
今日の夜ご飯は餃子にした。自炊はやっぱりお金がかからない。野菜とかも考えればしっかり使える。

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